2010年4月4日日曜日

新学期

先月末から、もうスクールの新学期が始まってます。

引き続きお世話になっている先生は市販されている参考書の著者、ということもあって、毎回ほぼ満席。これまで受けていた授業と、内容、雰囲気、出てくるワインの違いにちょっと戸惑い気味。そのうち小テストも始まるそうで、まさに予備校。

「試験対策クラスのワインはおいしくない」とみんな口を揃えて言いますが、いったいどんなワインを飲んでいるかと言うと・・・

1回目の授業でテイスティングしたのは定番中の定番、ソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネ、カベルネ・ソーヴィニヨン、ピノ・ノワールの4品種。


  • Val de Loire, AOC Sancerre, SB100%, "La Reine Blanche" Jean Reverdy et Fils, 2007 (3,675円)
  • Bourgogne, AOC Vire Clesse, Ch100%, "l'Epinet" Domaine Sainte Barbe, 2007 (3,255円)
  • Bordeaux, AOC Saint-Julien, CS54%, Ml39%, CF7%, "Les Fiefs de Lagrange, Ch. Lagrange, 2007 (4,200円)
  • Bourgogne, AOC Bourgogne, PN10%, Chauvenet-Chopin, 2007 (2,625円)
2回目の授業でテイスティングしたのは、ミュスカデ、リースリング、メルロー、シラーの4品種。


  • Val de Loire, AOC Muscadet Sevre et Maine, Mcd100%, Domaine de la Louvetrie, 2008 (1,785円)
  • Alsace, AOC Alsace, Ri100%, "Alsace Riesling Prestive" Cave de Ribeauille, 2007 (2,310円)
  • Bordeaux, AOC Cotes de Castillon, Ml80%, CF20%, Seigneurs d' Aiguilhe, 2006 (1,995円)
  • Cote du Rhone, AOC Crozes-Hermitage, Sy100%, "La Mutine" Domaine Philippe et Vincent Jaboule, 2007 (3,507円)
今のところ、どれも品種の特徴がはっきりしたものばかり。複雑さがないぶん、味わう楽しみが少ないのかも。基礎練習はいつも単調でツライものです・・・

でも、ストイックに暗記ばかりするのは大人としてはしんどい・・・というわけで、最近購入したDVDは「モンド・ヴィーノ」と「サイドウェイズ プレミアム版」。「モンド・ヴィーノ」は醸造コンサルタントのミシェル・ロランを取り巻くもろもろが分かって興味深い。「サイドウェイズ」はオリジナルの米国版と日本版の両方が入ってお得。


「神の雫」24巻は、主人公の雫くんがメドック・マラソンのコースを走りながらシャトーを訪ねるお話。ボルドーにまだ行ったことがないので、疑似体験ができて面白かった。メドック・マラソン、いつか走ってみたい!テロワールを体感できそう。

「ワイン手帖」は某ワインの先輩に教えてもらった、少し古い本で・・・


「伝えたいこと」がテーマの創作書道展の題材として、ワインにまつわる名言を探してます、というミクシィボイスに返していただいた中の一つが載っています。


長熟タイプのワインを評した表現だけど、どこか人にも当てはまるような、素敵な言葉です。というわけで、この言葉を題材に創作をはじめることに。

アルファベットだし、いったいどんな作品になるのか・・・自分でも楽しみ。


書道教室があるのは護国寺。
昨日はちょっと時間があったので、お花見がてら初めて参拝してきました。




試験は夏の終わり。季節外れだけど、サクラサクといいな~