2009年12月27日日曜日

リーデルグラスのようなコーヒーマグ


昨日から発売になっている「有田コーヒーマグ」。(http://www.starbucks.co.jp/goods/mug.html?smm=1#AritaLatin

リーデルのワイングラスのように、コーヒー豆の産地ごとの味わいや香りが引き立ちます。同じコーヒーをそれぞれのマグに注いで、香りを嗅がせてもらうと、その違いにびっくりしました。

有田焼バージョンは限定店舗・数量の取り扱いなので、早いもの勝ちです。



仕事の関係で、ワインよりも先にコーヒーについて勉強を始めたので、テイスティングを学んだのもコーヒーが先。コーヒーのテイスティングは、Smell(香りを嗅ぐ)、Slurp(すする)、Locate(舌の上に広げる)、Describe(自分の言葉で表現する)の4ステップ。ワインと似てますよね。

ちなみに、シャイな日本人と違って、アメリカ人はみんな口ぐちにあーだこーだDescribeするのですが、シアトルで働き始めた頃はコーヒーの知識も英語の語彙もなくて、これがすごいプレッシャー!自分が設定したミーティングでは、冒頭のコーヒーテイスティングもリードしなければいけなくて、倍の準備が必要・・・でも、場数を踏んでいつの間にかそれに慣れてしまったみたい。ワインを飲んでも、必ず何か口に出して言ってしまうのはそのせいかも。

これは、ワインとコーヒーの「Tasting Wheel」。全く違う飲みものなのに、その中に似ている味や香りが隠れていて、それを表現する共通の言葉があるんです。

Wine Tasting Wheel


Coffee Tasting Wheel


ワインが好きな人には、ぜひコーヒーにもこだわってほしいなあ・・・




2009年12月24日木曜日

メリクリ!サンタクロースはいます

冷戦真っ只中の1955年、コロラドにあるスーパーのSears が子供向けにサンタクロース・ホットラインを開設したときの広告に、間違って当時のCONAD(中央防衛航空軍基地)の司令長官へのホットラインの番号が載ってしまい、子供からの間違い電話に司令官が「レーダーで調べた結果、サンタが北極から南に向かった形跡がある」と回答したのだそう。

それ以来、毎年、サンタクロースの出発を「偵察衛星で確認」し、戦闘機をカナダのユーコンからメキシコのメキシコ・シティーまで飛ばしてサンタを「追跡」するのが恒例行事になったのだとか。

1998年からインターネットでその「サンタ追跡」の様子を中継しているのがこのサイト。NORAD Tracks Santa(http://www.noradsanta.org/jp/index.html

CONADが始めた「サンタ追跡」を引き継いだNORADは、North American Aerospace Defense Command(北アメリカ航空宇宙防衛司令部)。アメリカ合衆国とカナダが共同で運営する統合防衛組織で、24時間体制で宇宙の衛星の状況や地球上の核ミサイルや戦略爆撃機などの動向を監視するのが本来の仕事。



写真は、「サンタ追跡」中のNORADの様子。その道のプロフェッショナルが本気で「追跡」するくらいだから、本当にサンタクロースはいるんだね~

日本の上空にも来るので、見逃さないように!もうカウントダウンは始まってます。

Google Earthをダウンロードすると、サンタが新幹線の100倍(NORADの公式見解)で疾走する様子が3Dで見られますよ~

Christmas spirit is about believing, not seeing - Elf, the movie




2009年12月23日水曜日

ワイン持ち込みOKなお店を検索できる「goBYO」

百式(http://www.100shiki.com/)で、ワイン持ち込みOKなお店だけを検索できる「goBYO(http://www.gobyo.com/)」というサイトが紹介されていました。



ちなみに、BYOとは、Bring Your Ownの略。

日本版、いや東京版と大阪版だけでもいいので作ってほしい。
でも、そういうニーズってあまり一般的じゃないのかな?

料理に合うおすすめワインを教えてもらうのも新しい発見があって楽しいけど、飲みたいワインをリーズナブルに、かつたくさん飲みたいときには便利そう。




2009年12月20日日曜日

美容部 参鶏湯(サムゲタン)の会

薬膳火鍋に続き、新大久保の高麗漢方参鶏湯(http://www.samgetang.co.jp/)で美容部の集い。参加メンバーが少なかったのが残念でしたが、家庭的なお店の雰囲気とやさしい味に癒されました~

数年前の夏休み、ソウルに住む韓国人の親友を訪ねていったとき、空港に迎えに来てくれたその足で向かったのが土俗村参鶏湯(トソッチョンサムゲタン、http://www.seoulnavi.com/food/440/)。


その日はちょうど日本で言う「土用の丑の日」だったようで、韓国では鰻の代わりに参鶏湯を食べるんだ、と教えてもらいました。以来、ソウルに行くと必ずと行っていいほど食べに行きます。写真は、去年の春に両親と行ったときのもの。





その、ソウルで食べる味に今のところ一番近いのがこれ。濃厚です!
鶏肉は、取り出して塩をつけて食べてもいい。




専門店らしく、メニューは参鶏湯と、ジャガイモか海鮮の2種類のチヂミのみ。もちろん、参鶏湯にはおかわり自由のキムチ、カクテキ、韓国のりがつきます。



今日の飲みものはワインでなく、マッコルリ(韓国式どぶろく)。「マッコルリはいくら飲んでも乳酸菌たっぷりだから大丈夫!」と言うのが私の口癖らしい。

韓国は空前のワインブーム、という話だけど、辛い韓国料理には合わせづらそう。参鶏湯には、マッコルリか、ペクセジュ(百歳酒)、ソジュ(韓国焼酎)が合う。

次回の美容部会は、年明けかな。ぜひフルメンバーで!
どれだけ男子に呆れられようと、女子会はやめられません・・・



2009年12月18日金曜日

ハモン・キヨシ解禁!ワイン会

秋田にある生ハム工房(http://www.granvia.jp/namahamu/namahamujuku.html)で手作りし、24箇月の熟成を経たハモン・キヨシ解禁!のワイン会、調布の一軒家の料理教室、アトリエ・レ・カイユ(http://lescailloux.cocolog-nifty.com/)にて。

集まったのは10人、ワインは15本。一人1本以上の計算・・・

泡、甲州、ヴィオニエ、ソーヴィニヨン・ブラン、ガルガネーガ、アルバリーニョ、ピノ・ノワール、カベルネ・ソーヴィニヨン、ジンファンデル、シラー、サンジョヴェーゼ、テンプラリーニョ、シェリーと、ブドウの品種やタイプで担当を決めての持ち寄り。

14時開始で日の高いうちから幸せな時間がスタート。



これがその、ハモン・キヨシ。大きくて、色がきれいで、趣味の域を超えてます!
薄くスライスするのがとっても難しい・・・巨匠、さすがです。



山下シェフはフレンチがご専門だそうですが、今回はスペイン料理。大好きなパン・コン・トマテ(パンにトマトを塗ってある)にハモンを載せて食べると最高。

手前は、ワインスクールで使っているのとそっくりのテイスティングシート。これもキヨシさんの手作り!最初(だけ)はみんなペンを片手にコメントを記入・・・



スペインのシェリーはやっぱりハモンに合います!
焦がしカラメルのような香ばしさと酸味。
DO Jerez Alvaro Domecq 1730, Palo Cortado V.O.R.S., 30 years



泡は「ジャケ買い」した、という、これもスペインのカタルーニャ地方、ペネデス地区のカヴァ。青りんごやパイナップルと、伝統的製法で造っているとのことでパンのような香ばしい香り。酸味はおだやかで、ハニーのような後味。
可愛いくて、パーティーに持ってくのに良さそう。
Proyecto Cu4tro Cava, D.O. Cava, N.V.



甲州はきいろ香のマグナムボトル。
グレープフルーツやハーブの香り、グレープフルーツの白いわたの部分の苦みやかんきつ系の果実味と酸味が味わえます。2週間ほど早めに収穫して、甲州がひそかに持っているソーヴィニヨン・ヴランのような苦みを引き出しています。



ふつうのサイズのエチケットでは、青い鳥のきいろちゃんが羽ばたいているのですが、マグナムボトルでは、木にとまっています。マグナムボトルはいい樽からのみ造っているので、「ゆっくり休んで、熟成したよ」という意味です。
勝沼のワイナリーや授業で飲んだのより深い味わい。
シャトー・メルシャン 甲州きいろ香 メルシャン(株)勝沼ワイナリー 2006





海老と、マッシュルームのオイル煮。海老がやわらかくておいしい。



このピペラードは、スペインとフランスにまたがるバスク地方の家庭料理だそう。
トマト、ピーマン、ニンニクやタマネギをオリーブ油で炒めて、トウガラシを加えて煮たもの。溶き卵を合わせて、生ハムを添えるのも伝統的な食べ方。
ハモン・キヨシと夢の競演!



ガルガネーガといえば、ソアヴェ。
イタリアはヴェネト州のワイン。さっぱりキレのいいイメージに反して、これは果実味たっぷり、ふくよか、まろやか。コクがあって、さすがスペリオーレ。
Soave La Vigilia Terre Domini Superiore 2008



まだ味がわかるうちに、飲みたいワインを飲もう!ということで・・・

やっぱり、ピノ・ノワールへ。シモン・ビーズのワイン。フランスはブルゴーニュ地方のドメーヌに嫁いだ初めての日本人女性、ビーズ・千沙さんはとても素敵な方だそう。お会いしてみたいです。ラズベリーのような香りと、ラズベリーを齧ったような酸味と果実味。まだ少し若い?という声も。
Savigny-les Beaune, Les Bourgeots, Simon Bize & Fils 2005



スパ・デ・アホは、にんにくのスープ。アホはにんにくのこと。
ほろほろのパンに癒されつつ小休止。



テンプラニーリョのモダン、というお題なのに、モナストレルの割合の方が高いよ、というツッコミもありつつの、レイシス・ワン・・・いいホールで聴く音楽に包まれる感じ。4万本の限定生産、1998年ヴィンテージのみ。いつか飲めなくなると思うと悲しい。で、うちに帰ってまた買い足しちゃいました!
Vino de Mesa Bodegas San Alejandro RAICES 1, Jean-Marc Lafage 1998



ペッパーステーキのような香りが面白かった、テンプラニーリョのクラシック。
もうコメント欄には「ペッパーステーキ」としか書いてません!
DO Ribera del Duero BALBAS CRIANZA Bodgas Balbas 2005



先日のイブにつづき、今度はパエージャのバースデープレートでお祝い!
マヨネーズでメッセージが。



このあと、ヴィオニエ、アルバリーニョ、メルロー、ジンファンデル、サンジョヴェーゼも開きましたが、どれも少し味見をした程度・・・
電車で帰らなくて良ければ、もっと飲めたかな。

Perth-Hills JULIMAR Western Range Wines, South Australia 2006
DO Rias Baixas ALBARINO Adegas Valminor, Spain 2007
Ch. Phelan-Segur, Frank Phelan, Bordeaux Saint-Estephe, France 2000
Dashe Cellers Zinfandel, Sonoma California 2007
S.Antimo ROSSO VASCO SASSETTI, Toscana Italy 2005

前日も飲みすぎたので先に失礼しちゃいましたが、宴は、真夜中近くまで続いたそうな・・・



シラー、ソーヴィニヨン・ブラン、ともう一人は居残り。

このブログのタイトル、ワインは楽しい飲みものです、を実感した一日でした。
みんなと同じクラスで良かった!

この週に飲んだワインの数は、27種類。今年いちばんかも・・・
年末年始、肝臓を大切にしなければ。




2009年12月13日日曜日

バースデーイブワイン会

授業後、Wine Bar & Restaurant Latino(http://www.latino2007.com/)にて、クラスメートのお誕生日をフライングでお祝いしました。



主役のバースデー・ガールのリクエストで、泡は2本!
Blais-Lourdez et Fils Reserve Brut
Blais-Lourdez et Fils Reserve Rose
前回も飲んだ、ロゼの方が好み。色のせいだけではないと思います。


白は、いつも赤までたどりつけない私のわがままで1種類だけ。
Irouleguy Blunc, Domaine Herri Mina, 2008
フランスはバスク地方のワイン。ペトリュスの元最高醸造責任者が生まれ故郷のシャトーで造っている、とか。Herri Minaはバスク地方で「ノスタルジー」の意味だって。初めての味。


赤は、3種類。
Bourgogne Passetoutgrain 2005, Emmanuel Rouget
Chateauneuf du Pape 1997, Domaine du Haut des Tettes Blanches
Domaine de la Gayolle "Orante", 2003


一番好きだったのは、ブルゴーニュ・パストゥグラン。ブルゴーニュと言えば、ピノ・ノワール100%しかない、と思ってたので、新しい発見。パストゥグランは、ブルゴーニュ地方で同一区画で収穫されたブドウのピノ・ノワール種とガメイ種(ボジョレーヌーヴォーのブドウ)のブレンド。エマニュエル・ルジェは「ブルゴーニュの神様」アンリ・ジャイエの甥だそうです。


おいしいものもまたたくさんいただきました。サバ、アジ、カンパチのマリネとウマヅラハギのカルパッチョの後に出てきたのが、この赤ヤガラの丸ごとロースト。面白い。わいわい取り分けて食べるのが楽しい。



仔猪の生ハム&ハムはあっという間に無くなりました。




運ばれてきたとき、カニなのかエビなのか?と、しばし盛り上がった(だいぶお酒も回って)、ウチワ海老のサフラン風味トマトソース・リングイネ、トリュフ添え。




リエット・ドゥ・マルカッサン。仔猪のリエット。ブログ(http://ameblo.jp/latino2007/day-20091203.html)で見て、食べたかったものの一つ。



メインの仔猪。今回はしっかり味が分かるようにワインの量をセーブしてたので、満喫できました~



それから、フロマージュを食べて、時間はあっと言う間に過ぎ、いつものことながら終電があぶない時刻になってしまい・・・最後にりんごのできたてタルト。大人のバースデー・プレート、って感じかな?



何歳になっても、お誕生日はめでたい。ワインとおいしいお料理で嬉しさも倍増、したかな?



2009年12月8日火曜日

あなたのWISHをかなえます

昨日からぐっと気温が下がって、冬らしくなりました。
アメリカにしばらく住んでいたからか、ホリデーシーズンは、一年の中でも一番好きな季節。とはいえ、仕事も一番忙しい・・・


週末もあまり休んだ気がしない月曜の朝のコーヒーテイスティングで、「WISH ON A RED CUP あなたのWISH をかなえます」企画の紹介がありました。


二歳八カ月の息子に、ほんの少しの間遠距離になってしまう初めての彼女とスターバックスデートをさせてあげたい


そういえば、お店には一人で行くことが多いのに、思い出すのは必ず誰かと一緒に過ごした場面。

先に席を取って待っていてくれた姿や、スタジオに入る前にばらばらとバンドメンバーが集まってくる様子、買って帰った豆で淹れたコーヒーをおいしそうに飲んでくれた顔・・・

今年も、一人でも多くの人の記憶に残る時間を過ごしてもらえたらうれしい。
「あなたのWISHをかなえます」企画の応募締切は今週の日曜日だそうです。

Christmas spirit is about believing, not seeing ― Elf, the movie




2009年12月6日日曜日

キュイ・ダオレ

大阪出張のおみやげにもらった、くいだおれ太郎プリン。初めて見ました。駅で売ってるらしいです。



ひとつひとつ、プリンが太郎の帽子の中に入ってる!かわいすぎる。
パッケージのアルファベット表記は、なぜかKではなくCで始まっていて、eにはアクサン(アクセント)。フランス風?



カラメルソースに、カラメルクラッシュのトッピングもついてて、食感がしゃりしゃりおいしい。仕事中の甘いものには癒されますね~



2009年11月30日月曜日

美容部 薬膳火鍋の会

コラーゲンとカプサイシンたっぷり!?の薬膳火鍋。ぐるなびで見つけた、新宿東口の蒙古苑にて(http://r.gnavi.co.jp/b842800/)。

オーダーしたのは、「白湯紅油鍋」。半分が唐辛子がぷかぷか浮いている辛いスープ、半分が白湯スープになっていて、具はいろいろ選べて追加もできる。写真は二人前のお鍋。翌日にかけて、かなりのデトックス効果がありました!



これは、「カニの香味炒め」。想像以上の唐辛子の量にちょっとびっくり。




集まったのは、一緒に働いている女子5人。仕事の内容は全く関係ないのですが、自称「美容部」(笑)です。ネイルや、エクステや、新作のマスカラや、怪しげなサプリメントの話など、いつもガールズトークしているメンバー。

初めてのオフ会、盛り上がりました~結局みんな最終電車で帰宅。
美容部で韓国出張(ただの旅行だけど)とか、本気で楽しそう!

おいしくて、内装もなかなか良かったこのお店、なんと歌舞伎町のど真ん中でした。オフィスからのアクセスは良いけど、女子会にはふさわしくなかったかな?





2009年11月28日土曜日

ADV2 チリ、アルゼンチン、南アフリカの回

北イタリア、スペイン・ポルトガル、アメリカ、オーストラリア・ニュージーランドの回の分をスキップして、南米・アフリカ大陸の回へ。実は、アルゼンチンと南アフリカは数年前に旅行して、ワイナリー見学をしたこともあり(団体旅行で連れて行かれるままに、ですが・・・)、ちょっと楽しみにしていた授業です。






チリのカルメネール(赤)、アルゼンチンのトロンテス(白)とマルベック(赤)、南アのスティーン(白)ピノタージュ(赤)といった、各国の象徴品種とか独自品種のワインをテイスティングしました。


左から・・・
#1 アルゼンチン、品種:トロンテス100%、生産者:ドミニオ・デル・プラタ、キュヴェ:クリオス・トロンテス、2008年、2,457円
#2 南ア・ステレンボッシュ、品種:シュナン・ブラン(=スティーン)100%、生産者:ド・トラフォード・ワインズ、2008年、2,490円
#3 チリ、品種:カルメネール85%/カベルネ・ソーヴィニヨン15%、生産者・ミゲル・トーレス、キュヴェ:サンタ・ディグナ・レゼルヴ、2008年、2,100円
#4 南ア・ステレンボッシュ、品種:ピノタージュ100%、生産者:シモンシッヒ・エステート、2004年、2,415円
#5 アルゼンチン・メンドーサ、品種:マルベック100%、生産者:カテナ、2006年、2,982円
#6 チリ、品種:カベルネ・ソーヴィニヨン100%、生産者:ロス・パスコス、キュヴェ:ル・ディス・ド・ロス・バスコス、2004年、5,250円


一番好きだったのは、やっぱり#4のピノタージュ。ピノ・ノワールとサンソー(南アの品種)の交配品種で、「絵の具のような匂い」がする、という説明でしたが、このワインにはそんなクセはなく、ピノ・ノワールっぽいラズベリーを齧ったときの酸味・果実味があって、タンニンがきめこまかい。


マルベックも結構好き。「メルローに似ているけど、単調でそっけなく、ふくよかさがなく、フラットな印象」と言われていたけど、シンプルですいすい飲める。


アルゼンチンには、2005年にかけての年末年始に1か月ほど滞在しました。ブエノス・アイレスでタンゴを見て、イグアスの滝を見て、ペリト・モレノ氷河を見にパタゴニア地方へも。人間より牛の数のほうが多い国だそうで、牛肉が本当においしい!深夜にステーキと赤ワインでディナーをするのが普通だったり、クラブが開店するのが夜中の2時だったり・・・みんな、いつ寝て、いつ働いているのか不思議なパワフルな国。マルベックを飲むと、このステーキがもう一度食べたくなる。







南アに行ったのは、その前年の2004年。一番の目的は、ゲーム・リザーブ。いわゆる、サファリです。数日間ゲーム・リザーブの中のホテルに泊まって、ライオンが狩りをする早朝と、夜行性の動物が動き出す夕方から夜にかけてジープに乗ってアフリカの大地を駆けました。一番の思い出は、夜空にくっきり浮かび上がる天の川・・・あたりが真っ暗なので「星が降ってくる」感じ。
ワールドカップも開催されるし、興味のある方はぜひ行ってみて(気をつけてね!)






南アでは、ケープタウンから比較的近いステレンボッシュというワイン生産の中心地も訪ねました。野性的なサファリから一転、ヨーロッパ的な風景が広がります。


Neethlingshof Estate(http://www.neethlingshof.co.za/)というワイナリー。








いくつかワイナリーを訪ねましたが、中でも気に行ったのが、Fairview(http://www.fairview.co.za/)というワイナリー。先生が「覚えなくてもいい」と言った(笑)、パールにあります。


「コート・デュ・ローヌ」をもじった「ゴーツ・トゥ・ローム」という名前のワインが有名で、ちゃんとヤギがいるんです~看板ヤギとして、健気に塔を上ったり下りたり・・・。カワイイ!ちなみに、ローム(roam)とは、うろうろ歩き回るという意味。





ステキだな~と思って何気なく撮った建物の写真。今回の授業で、これは南アフリカ独特の「ケープダッチ様式」で、独特のファサードが特徴的だと学びました。





Fairviewはチーズも作っているので、ワインとチーズを一緒にテイスティングできます。ワインラベルのデザインのグッズも豊富で、Tシャツをおみやげに買いました。



 


ワインを飲むと、昔訪ねた場所のことをなつかしく思い出したり、まだ行ったことのない場所に思いをはせたり・・・私にとってそれが大きな楽しみになっています。

また、旅に出たい!