とうとう、秋から受講していたコースの最後の授業が終わりました・・・
シメはボルドーの赤。
カラフルなアートラベルは、シャトー・ムートン・ロートシルト、2001年。
ロースティーな樽香と、なめし革の熟成香。口あたりはシルキー。複雑な味わいとタンニンが溶け合ったやわらかさ、なめらかさがあって十分おいしく感じられたのですが、まだまだ若いそう。ピークの美味しさを味わってみたいものです。
一足遅く、振替で日曜日に最後の授業を終えたクラスメートと落ち合って、ランチ。ひさしぶりに、表参道のLatino(http://www.latino2007.com/)にて。
白は、ニコラ・ポテルのムルソー。
Nicolas Potel, Meursault, Vieilles Vignes 2007
樽香の強さやねっとりこってりした感じがそれほどなく、エチケットのイメージどおりシュッと颯爽とした感じのムルソー。昨日から飲みたいと思ってた味はこういうの。欲求が満たされました~
フロマージュ・ド・テット。猪肉の煮こごり。
前回食べたとき、良い意味で「やさしい味。」とブログに書いたのですが・・・今回はよりしっかりしたお味になってました。どちらもおいしかったです。
猪のハムと生ハムと水菜、ベットラーヴ(ビーツ)の岩塩包み焼き。
露地栽培の水菜は確かに普段食べているのと違う。野生のハーブの香り、というのが分かります。アメリカンなサラダに入っているビーツは苦手だけど、これなら大丈夫。ハムがクリーミーでとろけます。
イベリコ豚のパスタ。
豚のひき肉は食感がしっかりしてて、噛めば噛むほどじわっと味が出てくる感じ。ランチでパスタは念願だったので、二人ともとっても満足・・・
この後の一皿にも合う、ということで次はロゼ。
Bourgogne Rosé, Berthenet 2007
大好きなピノらしい香り。野苺のような酸味と果実味、ほどよい渋みも少し感じられる辛口。ロゼだけどしっかり飲みごたえがある。
何と言っても、やっぱりピンクはいいね~
野菜のグリル、いのししのバベット(ハラミ)添え、トマトのグリッシーニ
ひとつひとつのお野菜の味がしっかり楽しめて、お肉もおいしい。にんじんとかぶが特に好きでした。
おこぼれにあずかった、ホワイトデー向けの自家製塩バターキャラメル。
塩味がきいていて、甘党じゃなくても楽しめる。流行の生キャラメルと逆で、固めなところがシェフらしい・・・つぶつぶアーモンドの舌ざわりも楽しい。
香ばしい風味が、少しなめさせてもらったラタフィア・ド・シャンパーニュと相性ぴったり。
こちらも、自家製のチョコレート。
カルバドスがこれでもかっと言うほどたっぷり入っていて、大人の味・・・
ちょっと気晴らし、のつもりで出かけたランチだったのに、案の定しっかり飲んで食べてしまった・・・とりあえず、酔いざましにこのブログを書いてます。
水曜日の修了試験に向けて、早く復習に戻らなくては・・・でも、飲むことが何よりの勉強、ということにしておきたいな。