2010年3月23日火曜日

お手頃伊ワイン 特別試飲販売会

毎年、黄砂が飛んでくる日はなぜか必ず寝込む・・・せっかくの3連休も最終日になってやっと熱が下がり、レストラン向けインポーター、テラヴェールさんのイタリアワイン試飲販売会(http://www.adv.gr.jp/cat/curriculum/tokyo/200910/721/1131.html)へ。

テイスティングしたのは合計30種類。ふつう、全部”ごっくん”するわけではないと思うですが、先客の中にはすでにかなり盛り上がっている方々が・・・

①ヴェネト州、マルスーレ(造り手)のプロセッコ”ヴァルドッヴィアーデネ”エクストラ・ドライ。急斜面の畑で有機栽培したというプロセッコ。


②ロンバルディア州、ヴィッラのフランチャコルタ・ブリュット・ミレジマート、2005年。シャルドネ80%、ピノ・ビアンコ10%、ピノ・ネロ10%。フランチャコルタとしてはめずらしくビオロジックを採用。


アルト・アディジェ州、ニーデルマイヤーの”クラブ・トラディション”③ピノ・ビアンコ、④ピノ・グリージョ、⑤シャルドネ、⑥ピノ・ネロ。こってり、オイリー系の③ピノ・ビアンコを購入。クリームソースのお料理に合わせたいな~


アルト・アディジェ州、フランツ・ゴイエルの⑦ラグレイン、⑧ラグレイン・リゼルヴァ、⑨メルロー”スピツ”。ラグレインというブドウ品種を飲んだのはこれが初めて。とろっと紫色のプルーンのシロップのようにぎゅっと濃ゆい味わい。



ピエモンテ州、モッカガッタの⑩ランゲ・シャルドネ、⑪ランゲ・シャルドネ”ブスケット”、⑫ランゲ・ネッビオーロ。


ピエモンテ州、マッテオ・コレッジアの⑬バルベーラ・ダルバと⑭ロエロ・ロッソ。どちらもミディアム・ボディで飲みやすい。


⑮ピエモンテ州、ラ・カ・ノヴァのバルバレスコと、⑯ヴェネト州、カ・ラ・ビオンダのヴァルポリチェッラ・クラシコ・スペリオーレ”カンポ・カザル・ヴェッリ”。単一畑カサルヴェッリのぶどう100%、ブルゴーニュファン向け、という⑯を購入。


トスカーナ州、⑰モンテセコンドのキャンティ・クラシコと、⑱リヴェルナーノのキャンティ・クラシコ・リゼルヴァ。⑰のカエルの絵は、ニコラ・ジョリーに傾倒してビオディナミを実践しているから、だとか。⑱はサンジョベーゼ80%、メルロー20%、けっこう好きな感じで、ピンクも可愛いかったけど家飲みやお持たせ用としてはちょっと予算オーバー・・・


トスカーナ州、チャッチ・ピッコロミニ・ダラゴナの⑲I.G.T.ロッソ・トスカーナ、⑳サンタンティモ・ロッソ”アテオ”、(21)ブルネロ・ディ・モンタルチーノ。


マルケ州、レ・カニエッテの(22)ロッソ・ピチェーノ”ロッソ・ベッロ”、(23)ロッソ・ピチェーノ”モッレローネ”。エチケット(ラベル)がイタリアっぽい。しっかりした味わい。


マルケ州、サルタレッリの(24)ヴェルディッキオ・ディ・カステリ・ディ・イエジ”クラシコ”と(25)ヴェルディッキオ・ディ・カステリ・ディ・イエジ”トラリヴィオ”。マルケ州の土着品種、ヴェルディッキオも飲んだのは初めて。シトラス感とミネラルたっぷりだけど、ちょっと苦手だったかな・・・


シチリア島、コスの(26)ラミ、(27)ピトス・ビアンコ、(28)フラッパート、(29)ピトス・ロッソ。ボトルの形から味わいまで一番おもしろく感じた造り手。白はグレカニコ、赤はフラッパートというシチリア島の固有品種を使い、アンフォラで発酵・熟成。お花見用に、ちょっとポップな味わいの(28)を購入。


(30)ピエモンテ州、シボーナのグラドゥアータ・グラッパ・ディ・バローロはちょっと舐めてみた程度でおしまい。合計3本お買い上げ。試飲代の1,000円が戻ってきて、ちょっと得した気分。

いろいろ飲んだし、がっつりごはん、という感じでもなかったので、ラ・バレンシアーナで(http://r.tabelog.com/tokyo/A1306/A130602/13092097/)タパスをつまみながら、一杯だけ・・・

小エビのにんにくオイル煮。ぷりぷりで、唐辛子がきいていて、パンをつけて食べるとおいしい。


トマトとアンチョビのサラダ。生玉ねぎのみじん切りたっぷり。これ食べたあとに人に会うのは無理。


がっつり食べなくていいや~と言いながらも結局頼んだ、本日のパエリア。サフラン、というよりケチャップ風味?パエリアにうるさい二人、炊きあがりを楽しみに待ってたので、残念でした・・・


本日のおすすめ、だった、生チョリソーとイベリコ豚の盛り合わせ。これは当たり!でした。


めずらしく控えめな量だけ飲んで、喫茶店で苺のショートケーキを食べて帰りました。女の子っぽいでしょ?たまには、ね。