2009年10月10日土曜日

表参道 Wine Bar & Restaurant Latino

昨日は、表参道のLatino(http://www.latino.rrv.jp/)へ。アフタースクールのワイン会で「イケメンシェフの店」という先生の紹介につられて行って以来。



(写真は食べログより)

シェフが一人で切り盛りしている席数18の小ぢんまりしたお店は、その日のおすすめを聞きながら、お料理とワインを決めていくスタイル。イノシシをはじめ、ちょっとワイルドなお肉料理はガッツリ系です。

まずは泡をグラスで。ドゥモアゼル、ロゼ・ブリュット。シャルドネ85%、ピノノワール15%です。少しオレンジがかったピンク色、辛口でした。ボトルが可愛い!



Fromage de tête(フロマージュ・ド・テット)です。フランス語で、フロマージュはチーズ、テットは頭の意味ですが、これはお肉の煮こごり。ふつうは豚肉で作るみたいですが、イノシシです。やさしい味。



白は、アデガ・デ・ペゴエス、コルエイタ・セレクシォナーダ・ブランコ、2008年。花ような香りがふわっとして、アロマティック。樽香も少しあって、骨格がしっかりした感じ。あまり飲んだことのない味でした。ポルトガルのセトゥーバル半島で造られたワインで、格付けはD.O.C.テラス・ド・サド(Terras do Sado )、品種はシャルドネ25%、アリント25%、ピノ・ブラン25%、アンタン・パズ25%。



イノシシの生ハムと、真ん中の丸いのが「乳飲み」ウリ坊ちゃんのハムです。全然クセも臭みもなく、とろけますよ~



旬のキノコのソテー。たっぷりトリュフが散らしてあります。



シェフが「この白ワイン(アデガ・デ・ペゴエス)にぴったりの料理です」とサーブしてくれた、野菜のグリル。上に載っている、鶏肉でトリュフを巻き、さらに生ハムでくるんだのがため息もの。そして、またトリュフ。



さて、メインの乳飲みイノシシに合う赤ワイン、ということで「渾身の一本」とおすすめいただいたのが、これ。レイシス・ワン。香りをかいだ瞬間、力が抜けちゃう感じ!?思わず「好き~」と口を揃えて、声に出して言ってしまった。スペインのワインなのに、ブルゴーニュのワインみたい。



シェフが「あと数千本しかないから、今飲まないと」と言っていたのが気になって調べてみると、レイシス・ワンは1998年ヴィンテージ一回限りの40,000本の限定生産で、インターネット上では、"スペインのロマネ・コンティ"、"ロンドンの著名なワイン評論家でマスター・オブ・ワインの称号を持つジャンシス・ロビンソン女史をして身の毛もよだつ怪物(Hairy Monster)と絶賛したワイン""アッサンブラージュの天才と呼ばれるジャン・マルク・ラファージュの野心作"と紹介されてました。

メインの乳飲みイノシシ。いろいろな部位があって、説明を聞きながらいただくのが楽しい。やわらかくて、ピュアなお肉なので、赤でも繊細なのが合うんですね~。最高のマリアージュでした!



すっかり、肉食、ガルルル状態!次はエゾジカちゃんを・・・じゅるる~
ちょっと髪が短くなって、ヒゲをすっきりしたイケメンシェフも素敵でした!