2009年12月24日木曜日

メリクリ!サンタクロースはいます

冷戦真っ只中の1955年、コロラドにあるスーパーのSears が子供向けにサンタクロース・ホットラインを開設したときの広告に、間違って当時のCONAD(中央防衛航空軍基地)の司令長官へのホットラインの番号が載ってしまい、子供からの間違い電話に司令官が「レーダーで調べた結果、サンタが北極から南に向かった形跡がある」と回答したのだそう。

それ以来、毎年、サンタクロースの出発を「偵察衛星で確認」し、戦闘機をカナダのユーコンからメキシコのメキシコ・シティーまで飛ばしてサンタを「追跡」するのが恒例行事になったのだとか。

1998年からインターネットでその「サンタ追跡」の様子を中継しているのがこのサイト。NORAD Tracks Santa(http://www.noradsanta.org/jp/index.html

CONADが始めた「サンタ追跡」を引き継いだNORADは、North American Aerospace Defense Command(北アメリカ航空宇宙防衛司令部)。アメリカ合衆国とカナダが共同で運営する統合防衛組織で、24時間体制で宇宙の衛星の状況や地球上の核ミサイルや戦略爆撃機などの動向を監視するのが本来の仕事。



写真は、「サンタ追跡」中のNORADの様子。その道のプロフェッショナルが本気で「追跡」するくらいだから、本当にサンタクロースはいるんだね~

日本の上空にも来るので、見逃さないように!もうカウントダウンは始まってます。

Google Earthをダウンロードすると、サンタが新幹線の100倍(NORADの公式見解)で疾走する様子が3Dで見られますよ~

Christmas spirit is about believing, not seeing - Elf, the movie