2010年8月24日火曜日

一次試験終わりました~

日本ソムリエ協会の呼称資格認定試験の一次が無事、終わりました~

会場のホテルに到着すると、すごい人数の人がすごい勢いで教本を繰っています。十数年前は東京と大阪の2会場しかなかったそうですが、いまや全国26箇所で受けられるそう。このエネルギーと集中力、何か有効活用できないかな。

受験したのはワインアドバイザーの試験。レストラン等でワインをサービスする人はソムリエ、それ以外の人はワインエキスパート。某有名モデルもエキスパートを目指しているらしいですよ~

京都にある酒を飲む人、売る人、造る人、酒に関わる全ての人たちの守り神、松尾大社のお守りは、1年間一緒にがんばってきたクラスメートにもらったもの。


さて、試験ですが、直前に流れた怪(?)情報どおり、昨年同様の70問ではなく、100問でした!模擬試験でも70問のパターンしか経験したことがなかったので、最後は少し息切れ。制限時間は70分です。ドイツは少なめ、イタリアは予想どおり多め、意外なオーストラリア&ニュージーランド、それから、過去問では見たことがなかった正誤を問う二択問題がたくさん出ました~

試験後、気になるアナウンスが・・・どうやら、ぶどうバッチのデザインが変わるらしいのです。親子二代でおなじバッチを付けるのを楽しみにしてるのに。しかもこれじゃ改悪だよ~ぜったい、やめてほしい!!!!!


試験後はワインスクールで初級コースの頃から一緒の仲間と、AUX BACCHANALES高輪店へ。まずは待望の泡、POMMERY2本。


つづいて、サンセール。白で撃沈しないよう、ちょっと控えめに・・・


そろそろ開店の時間、ということで、西麻布のBANNZAI VINOへ移動。壁一面に並ぶ中からワインを選ぶのも楽しい。ソムリエさんにアドバイスをもらいつつ。


CULLEY MARLBOROUGH PINO NOIR 2008
ニュージーランドのピノは、ファーマーズマーケットで買った山盛りのラズベリーをぱくぱく食べてるような感じ。フレッシュでチャーミング。


いわしと、とうもろこしのフリット。


ムール貝の白ワイン蒸し。


白いんげん豆が入ったトリッパ。いんげん豆を食べるのはトスカーナの人たち。


RAICES de TEMPRANILLO 2008
レイシス・ワンに使われたカタラユド(アラゴン)の冷涼な畑から収穫されたテンプラニーリョ100%のモノセパージュ・ワイン。フルーティーで、スペインらしい味わい。コストパフォーマンスいいな~


キャベツのソテー。


Chateau Haut-Grignon 2006
CS70%、M28%、PV。シャトーのオーナーのジャン・ドゥニ・デュコ氏はムートンの醸造長だった人。ムートンで1~2年使用された樽も使っているそうです。ラベルもちょっとムートンぽい。


ERRAZUIZ MAX RESERVA MERLOT 2006 
チリ、アコンカグア・ヴァレーのメルロー。バランスが良くて丸っこい味わい。


Gevrey-Chambertin 2007
グラスがちょっと違ったね。いい香り~


気持ちよく酔って、Tシャツがすっかりワイン染めになった頃(またぶちまけてしまいました・・・泣)、さらにおいしいワインを求めて、Elevageへ。

残念ながら、ここで携帯が充電切れ。思い出深い教本とのベストショットは送ってもらったもの(お兄ちゃん、いつもありがとう)

Jean-jacques Confuron Nuits-Saint-Georges Les Fleurieres 1995
うっとりしちゃう、甘い甘~い香り・・・


とっても素敵なお店に不似合いな酔っぱらい7人、解答速報を見て自己採点したり、思い出の曲を聴かせてとリクエストしたり。ワインの美味しさにもすっかりやられて、解放感たっぷり。

初めて飲んだ、生まれ年のワインはサン・ジュリアン。
Chateau Gloria Saint-Julien 1976
はじめは腐葉土のようだった熟成香が、時間が経つとどんどん変わって。キラキラの酒石が付いたコルクをラベルをもらって帰りました。一生大切にします!


その後は、Hobsonsで買ってもらったゆずアイス(Sくん、ごちそうさま)を食べて、始発が動くまではかおたんラーメンで、みんなが餃子をつまみにビールと缶チューハイをぐびぐび飲む様子をながめてました。おなかいっぱいで付き合えなかったけど、シメのラーメンはちょっと分けてもらいました。おいしかったな~

すごく楽しくて、楽しそうにしてる仲間を見るともっと楽しくなって、本当にいい一日でした!たまにはがんばってみるのもいいものです。