2011年5月17日火曜日

松濤 Restaurant Bacar

渋谷区松濤のRestaurant Bacar(HP:http://www.restaurant-bacar.com/index.html、食べログ:http://r.tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13059355/)へ。

2か月先まで予約がいっぱいだと言う人気店のテーブルが幸運にも一つ空いていたそうで、突然のお誘いに二つ返事で行ってきました。

Cremant de Bourgogne, Cuvee Prestige Blanc de Blanc, Chateau de la Velle
シャトー・ド・ラ・ヴェルはムルソーのドメーヌ。シャルドネ80%、アリゴテ20%。すだちのような柑橘系のきりりとした酸味が爽やか。後味にはほんのりとした甘みが感じられて。蒸し暑い日本の夏の一杯めにぴったりの泡で乾杯~


アミューズは、5つの味に仕上げたトマト。
5つの味とは…トマトの酸味、ローズマリーの苦味、キャラメルの甘味、ミニョネット(フランス語で粗びき胡椒の意味)の辛味、イギリスのマルドン海峡の塩分の高い海水を使用したソルトの塩味。口の中でいろんな味が次々ぷちぷちはじける感じ。面白い。


自家製のパンはかごの中からそれぞれ好きなものを選べます。マロンのパンと店名の刻印入りのブリオッシュをいただきました。パン好きにはたまりません♡


オーナーでソムリエの金山さん。
ワインとお料理だけじゃなく、軽快な話術も素敵なマリアージュ。初めてうかがったので、アラカルトではなく、お店のおすすめが詰まったコースをお願いすることに。


まずは、日本各地から取り寄せた有機野菜と能登産ズワイガニとカニミソのバーニャカウダに、稚あゆのフリットを添えて。お皿が運ばれてくる前に、お野菜の説明…かなり早口(涙)。


手前は沖縄のヤングコーン、種子島の蜜芋、マイクロトマト。後ろには空豆やタルディーヴォ(トレビス)、カリフラワー、などなど。生牡蠣の風味のオイスターリーフは本当に後味が磯の香りでびっくり。高知の四万十川中流、十和村の狼桃(おおかみもも)トマトが絶品でした。


バーニャカウダのソースは、にんにくとアンチョビ、オリーブオイルを煮立てて作るのが普通ですが、バカールのはカニミソにカニの身もたっぷりでとっても濃厚。色とりどりのお野菜とカニが美味しそうなこの写真をTwitterに上げたら、すぐ店名を当てたワイン友達が居たほど。


ヤングコーンはヒゲまで食べられます。甘くておいしい。


まるで清流を泳いでいるかのような、稚あゆちゃんたち。頭からまるごと…あぁでも美味しい。


あゆに合わせて男性陣がグラスで白を追加。もちろん、ソーヴィニヨン・ブラン。
Domaine Grand Roche Saint Bris 2008


白も赤も、グラスワインの選択肢はバラエティ豊かな感じ。


浜名湖産うなぎとフォアグラのマリアージュ、マンゴーのインパクト。お魚料理はこの日おすすめのメバルのポワレと迷ったあげく、こちらにしました。貴腐ワインを煮詰めたヴィンコットソースと、ハイビスカスのお塩で。マンゴーの酸味が爽やかにまとめてくれます。


Bourgogne Hautes-Cotes de Nuits 'Clos Saint-Philibert' Meo-Camuzet 2006
酸とミネラルがたっぷりで、うなぎ&フォアグラとも合う厚みのある味わい。


ブルターニュ産うずらに麦を詰めた丸ごとロースト、ポルト酒香るソース。
取り分ける前にローストしたものを見せてくれます。色鮮やかで目にも美味しい!


うずらちゃんは足までちゅっちゅっと食べられます。とろりと甘いベビーオニオンとポルト酒のソースに、ほろ苦いアスペルジュ・ソヴァージュがまたいい感じ。


Bourgogne Marquis d'Angerville 2006
やや熟成した感じもあって、それでいてやっぱりチャーミングなピノ。


『意気込み』鉄鍋炊き上げご飯
かわいい小さな鉄鍋のストウブで一人分ずつ炊き上げたごはんは、二種類をオーダーしてシェアすることに。こちらは、由比桜エビとブルゴーニュバターのごはん。リッチな味わい。


ぴちぴちの桜エビちゃん。


こちらは、鰯とフォアグラ。山椒と黒七味と一緒にしっかり混ぜていただきます。ごはんなのに、ワインと合う。


さてさて、お待ちかねの甘いもの。金山さんが例のごとく軽快にデザートの紹介をしてくれます。メニューはなく、口頭の説明だけなので、お酒も入ってることだし直感で決める感じ。

鉄鍋ごはんと同様、小さなストウブパンで焼き上げた温かいルバーブパイ。酸味のあるルバーブに、こってりとしたクリームチーズのアイスが絶妙。とろけます。


タルトシトロンは、カクテルグラス仕立て。ざっくりスプーンを入れて層になったところをぱくっと食べると、確かにタルトシトロン。面白い。アールグレイのアイスと一緒に。


「サプライズ系」デザートの一つ、ダマスクローズの香りを閉じ込めたフランボワーズアイスとショコラムースの球体のパルフェ。まわりのふわふわは、巨峰のわたあめ。


あたたかいベリーのソースでチョコレートの蓋にハート型を描くと・・・


ダマスクローズの香りがふわりと中から・・・うっとり♡♡♡ デートで出されたら完ぺき落ちます。もう一つのサプライズ系は「砂浜をイメージした一皿のデザート」でした。次回ぜひ。


フレッシュなレモンバーベナのハーブティー。


プティフールは、生キャラメル。


帰りぎわ、石井シェフにもごあいさつ。おいしかったです~
予約が取れないのには理由がありますね。またお気に入りのお店が増えました。