マラソン後のお楽しみ、ツアーのみなさんと一緒にシャトー・ド・ロウガ(http://www.lauga.com/)で打ち上げ。「神の雫」24巻でも紹介されている、オー・メドックのクリュ・アルティザンのシャトー。
参加者に配られるお揃いのTシャツを着て。日が落ちて少し肌寒いくらい。
こちらのオーナーと一緒にワイン造りをなさっていて、神の雫にも実名で登場する、加藤尚孝さんに、まずはシャトー内をご案内いただきます。加藤さんは、現地でワイン輸出会社の代表をなさっていて(ネゴシアン)、今回、ツアーのガイドとしてもお世話になった方。
メルロ―、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、マルベック、プティ・ヴェルドーのぶどうを食べ比べ。昔ボルドーで主に栽培されていたマルベックが、粒が丸く大きくておいしい。
醸造所の中へ。2006年に認定されたクリュ・アルティザンは、畑の面積が5ヘクタールに満たない小規模生産者が対象。格付けシャトーと比較すると、小ぢんまりして可愛らしい感じ。
熟成中の樽から注いでくれたのは、2010年ヴィンテージ。「神の雫」では、2003年を飲んだ雫くんが「お気に入りの、穿き慣れたジーンズみたいな魅力」と評していました。
新鮮なお野菜たっぷりのサラダを前菜としていただいている間に…
ぶどう畑の前では火の準備が…
見たこともないくらい大きな赤身のお肉も!
乾燥したぶどう樹の枝を燃して焼くバーベキューはボルドーならでは。ぶどうの枝を燃すと何とも言えない香りが立ち、お肉の風味付けになるんです。
お肉を火にかけるのも、二人がかりの大仕事。お肉の大きさが分かりますか?
並びました!壮観!!本当に贅沢です。
噛み締めれば噛み締めるほどお肉の旨みが出てきます。
Chateau de Lauga 2009
ワインは、もちろんシャトー・ド・ロウガ。おいしい♡
Cahors Le Cedre 1996, 1997, 1998(マグナム)
そして、こちらはツアー参加者の有志の素敵な男性陣からの差し入れ。加藤さんのお見立てだそう。南西地方、AOCカオールのワイン。マルベック100%です。
ツアー中にお誕生日を迎えた方のお祝いに、加藤さんがシャンパンサーベル(ボトルの口を、刃物で切って開ける)を披露!新婚旅行を兼ねて参加したカップルも。うらやましい!
思い出の一本として、「祖父(グラン・ペール)の時代のワイン」を懐かしみながら2002年より造り始めたと言う、Cuvee du Grand Pereの2009年を購入することに。
すると、注文してから、ラベル貼りが始まって…何もかもすべてが手造りで、渡されたワインがとても愛おしくなってしまいました。作業しているお二人も何だか楽しそう。
マラソン中の一杯めから、いままでで一番長い時間、断続的に飲み続けた一日だったかもしれません。もちろん、走りながら飲んだのも生まれて初めて。楽しかった&おいしかった!