ほぼ一年ぶりに、肉を喰らいにラ・ブーシェリー・デュ・ブッパ(http://r.tabelog.com/tokyo/A1317/A131701/13018558/)へ。中目黒と祐天寺のちょうど真ん中くらい、野菜スイーツのパティスリー・ポタジエの近くにあるお店。
入ってすぐ目に飛び込んでくる熟成庫が、相変わらず迫力満点。
泡が冷えるのも待ち切れず、乾杯~
Champagne Barons de Rothchild Brut
ボルドーのロスチャイルド・ファミリーがベンチャーを立ち上げて造ったというシャンパーニュ。初ヴィンテージは10万本。シャルドネ50%、ピノ・ノワールとピノ・ムニエ合わせて50%。泡はきめ細かく繊細で、ややコクのあるしっかりとした味わい。
ロスチャイルド家の5人の兄弟の団結のシンボル、5本の矢の紋章。
ジビエのアッシェ・パルマンティエ。
いろいろミックスしたジビエのひき肉がたんまり入ったグラタン。
イワシのフリット。
アンチョビとブラックオリーブのペーストをつけていただきます。
左がキジバトのムース、右が房州地鶏と春野菜のテリーヌ。
キジバトのムースにはプルーンがのっています。手前はレンズ豆のサラダ。
Kurisawa Blanc 2008 Nakazawa Vineyard
栗沢ブランは、北海道岩見沢市栗沢の中澤ヴィンヤードで収穫されたぶどうから、栃木県足利市のココファーム・ワイナリーで造られたワイン。「日本が目指すべきワイン」とお店の方。4日間で完売するほどの人気だそう。品種は、ケルナー、ピノ・グリ、ゲヴュルツトラミネール、シルヴァーナー。時間が経つにつれ香りと味わいが変化していきます。品種の特徴を利き分けるのはまだまだ難しい・・・
蝦夷鹿のタルタル。
クレマチス ロゼ 2009 四恩醸造
自称・百姓の小林剛士さんがお一人で醸造から、瓶詰め、出荷まで行っているという山梨県のシオン・ワイナリーの、なんと巨峰で造った微発泡のロゼ。亜硫酸を使っていないので、発酵時の炭酸ガスが残っているため、王冠で栓がしてありました。
注いですぐは泡がぶくぶく。落ち着いて少し置いてからの方が美味しかった。言われて見れば、慣れ親しんだ巨峰の味。果皮の渋味も感じられて・・・とにかくおもしろい。
無ろ過なので、澱も少し残っています。綺麗なサーモンピンク。
Weingut Bercher Burkheim 1999 Spatburgunder Trocken Barden
ドイツ最南端、バーデンのシュペートブルグンダー(=ピノ・ノワール)。実家のセラーで見つけた最後の一本。開けてすぐは少し不快な臭いがして心配になりましたが、しばらくすると甘い赤い果実の香りに。ホッ。凝縮感のある、温暖な気候を思わせる味わい。バーデンのシュペートブルグンダーは国際的に評価が高まっており、輸出が増えているというのもうなずけます。
左から、黒豚のロース、イノブタ、黒毛和牛、小鴨。
小鴨ちゃん、おいしくなってありがとう。
黄色はレモンのモッサレラ、赤はトマトのディアブロ、白はゲラン産岩塩&京都の黒七味。
「モッツァレラではなく、モッサレラです」と聞いてメモしたのですが、ネットで調べても何か分からず・・・
カベルネ・ソービニヨン 仲村わいん工房
仲村わいん工房は大阪府羽曳野市にあるワイナリー。前回の来店時は、大阪メルロ―を飲みましたが、今回はカベルネ・ソービニヨン。ソー「ヴィ」ニヨンじゃないところが、いい!甘い中に、ミントのような爽やかさを感じる香り。大阪だけにお好み焼きのソース。リンゴのような酸味のある味わい。
左から反時計回りに、キャラメルプリン、マンゴープリン、生チョコレートムース、黒いちじくのアイス、米粉のパウンド、エストラゴンのアイス、キャラメルムース、パッションフルーツのアイス。
キャンドルはお誕生日の二人のために。エストラゴンのアイスがクセになりそうな味。
持ち込んだワインのコルクに、きゅきゅきゅっと紐を付けてストラップにして下さいました。かわいい。このキット、東急ハンズとかで売ってるのかな?
デザートワインを追加、左から・・・
シャトー・マルス キュヴェ・プレステージ 穂坂日之城 ヴィオニエ 2007
仄仄(ほのぼの)2009 四恩醸造
Alsace Grand Cru Steinert Vendanges Tardives 2005 Domaine Ginglinger
ヴィオニエは、紅茶っぽい。仄仄はデラウェア種75%、ブランデー25%の酒精強化ワインで、炒ったナッツやキャラメル。ライチの香りのゲヴュルツはパスリヤージュ70%、貴腐30%だそう。
お肉はおいしかったし、ワインはおもしろかったし、最高でした。次はみんな揃って行こうね!