2011年1月27日木曜日

帰国祝い&1月お誕生会

師匠のワイン会、今回はイタリアからの帰国お祝い&1月お誕生会。イ・プリミ虎ノ門店(http://r.tabelog.com/tokyo/A1308/A130802/13015254/)にて。

誕生日のあと、ひどい風邪を引いてしばらく寝込んでいたので、ワイン会はひさびさ。

1989 Brut Cuvée Resérve Magnum(Michel Maillart)
乾杯からとっても贅沢な、マグナムボトルのミレジム。マイヤール家は16世紀から続くモンターニュ・ド・ランスのメゾン。綺麗な泡立ち。熟成感のある香り。はちみつ。ピノノワール65%、シャルドネ35%。


前菜。スープはクラムチャウダーみたいに具だくさん。


1996 Corton-Charlemagne Cuvée François de Salin(Hospices de Beaune)
オスピス・ド・ボーヌのコルトン・シャルルマーニュ。淡いゴールド。ヘーゼルナッツのような香ばしさ、洋梨。これが白の一本めとは・・・贅沢です。


1991 Pouilly-Fuissé Cuvée Vieilles Vignes(Château Fuissé)
プイィ・フュイッセで一番の造り手と言われる、シャトー・フュイッセのヴィエイユ・ヴィーニュ。すうっと爽快な香り、ミネラリー。しっかりと骨太な酸味。ナッティー。


白身魚のカルパッチョは、生のオニオンとスパイスが効いてます。


ここから、イタリア土産のバルバレスコ飲み比べ。イタリアのピエモンテ州でネッビオーロ種から造られる高名なワインにはバローロとバルバレスコがありますが、バローロはより柔らかく丸みのある味わいで「バローロの弟分」とも称されます。

2006 Barbaresco(Cecilia Monte)
お土産バルバレスコ、その一。日本未入荷。香りから予想したほど渋味はなく、ざくろのような赤い果実を思わせるフレッシュな味わい。造り手さんは女性で、2006年はセカンド・ヴィンテージだそう。ネイベ村の、セイベ・カペーリという区画。


2005 Barbaresco(Eredi Lodali)
お土産バルバレスコ、その二。こちらも日本未入荷。甘い香りに、ぎゅっと凝縮感のある味わい。トレイソ村。蔵出しならではの手書きラベルがかわいい♡


2006 Barbaresco(Eredi Lodali)
お土産バルバレスコ、その三。手書きラベルのワインと同じ造り手さんのヴィンテージ違い。バニラのように甘くどっしりとした香りに、より複雑な味わい。


パスタは、唐辛子がきいてややピリ辛。きのこと鶏肉のトマトソース。


2005 Barbaresco(Gaja)
お土産バルバレスコ、その四は「イタリアワインの帝王」ガヤのバルバレスコ。控えめで大人しい第一印象から、だんだんと力強い香りに。タンニンが豊富で、ポテンシャルの高さ感じさせます。貫録たっぷり。時間をかけて味わいたい。


1989 Barbaresco Bricco de Neueis Riserva(Dante Riveti)
甘い香り。酸味が心地良く、バランスが良い。ガヤとの対比で、ネッビオーロらしい熟成が感じられましたが、まだ若い、との声も。本当に長熟なんですね~


メインのお肉料理。グリルした脂身が甘くておいしい。


1985 Barolo Enrico Ⅳ(Cordero di Montezemolo)
お兄ちゃんワインのバローロ。熟成した香り。第一印象に心地良い酸味、後味には上品な甘さが感じられます。ダシが効いていて、余韻も長い。おいしい♡


師匠の会では、毎月、お誕生日の方のバースデー・ヴィンテージを開けるのが恒例。待ちに待った1月。師匠がどのワインを選んで下さるのか、楽しみにしていました♡

1976 Château Pape-Clement(Graves)
私のお誕生ワインは、ボルドー地方、グラーヴ地区の格付けシャトー、パプ・クレマン。たばこのような香り、スモーキーなブーケはぺサック村の砂礫土壌からくる特徴なのだそう。かつおだしのような旨みもあって、ふくよかな味わい。「76いいですね~」と褒められると、自分のことのようにうれしいのが不思議です。おいしかった~


1970 Château Croizet-Bages <Pauillac>
二本めのお誕生ワインは、メドック格付け5級シャトー、クロワゼ・バージュ。ミントや杉のような香り。熟成感がありながらも、生き生きとした酸味が豊かなのが印象的でした。


1969 Château Troplong-Mondot <St.-Emilion>
三本めのお誕生ワインは、2006年にサン・テミリオンの第1級格付けB級シャトーに昇格した、トロロン・モンド。ココア、生肉。野性味の感じられるワインでした。


卵の殻に入った、とろとろクリーミーなプリンとチーズケーキのデザートプレート。


さらに、お誕生日の人には、小ぶりなバースデー・ケーキが載ったバースデー・プレート!ケーキはお持ち帰りの箱に入れて持って帰り、翌日いただきました♡


1998 Château Rayne-Vigneau <Sauternes>
デザートワインは、ソーテルヌ格付け1級のド・レーヌ・ヴィニョ。柑橘系、フレッシュ。


Barolo Chinato Ceretto
ついでに、と言った感じで出して下さったイタリア土産、チェレットのバローロ・キナート。キナの木の樹皮の他、10種類のハーブやスパイスの成分をぶどうから造ったアルコールに溶かしこんで、砂糖と一緒にバローロに加えたもの。元々は19世紀に薬草酒として造られ始め、現在は食後酒として人気があるそう。アニスのような香り。クセになる味。


シェフ自ら、写真を撮って下さいました。それにしても、すごいグラスの数・・・


14種類。途中、減速して量は飲めまなかったけど、一つ一つきちんと味わえた、かな?


バースデー・ケーキと、パプ・クレマンの空き瓶と、プレゼントのイギリスの瓶ビールをぶら下げて、帰宅。顔も真っ赤で、さぞご機嫌な酔っぱらいに見えたでしょうね…恥。



2011年1月9日日曜日

誕生日

大好きなワインでお誕生日をお祝いしてもらいました。BISTROT A VIN MONBOUSQUET(http://www.monbousquet.net/にて。

Drappier Rose Brut, NV
ピンクのバブルは、ガールズからのプレゼント。ピノ・ノワール100%らしい、フランボワーズなどの赤い果実のチャーミングな味わい。女子力アップしそう!


前菜の盛り合わせ。ズワイガニとチーズのキッシュ、スモークレバーのパテ、真アジと揚げナスのマリネ、サーモンのマリネ、お肉のテリーヌ、エスカルゴのコロッケ、キャロットラペ。どれから食べようか迷います・・・


Drappier Carte Blanche Brut, NV
ロゼとのドラピエ飲み比べ。ピノ・ノワール75%、ピノ・ムニエ15%、シャルドネ10%。ブラン・ド・ノワールに近いのに、フレッシュで、爽やかな飲み口。


Chateau Talbot Caillou Blanc 2004 Saint-Julien
ソーヴィニヨン・ブラン主体。白桃、ほのかに焼き栗、ライム。ボルドーに旅行して以来、ボルドーの白が好きになってきた。しかも、大好きなサン・ジュリアン村♡


Saint-Aubin 1er Cru Les Murgers des Dents de Chien 2007 Gilles Bouton
薔薇のラベルがガーリーなジル・ブートン。レ・ミュルジェ・デ・ダン・ド・シアンはサン・トーバン村のプルミエ・クリュ(一級畑)。ボルドー白の後だけに、透明感のある酸味と果実味が新鮮。ダン・ド・シアン、「犬の歯」というだけあって、ミネラリー!?


サルシフィ(西洋ごぼう)のポタージュスープ。
ソーヴィニヨン・ブランを取っておけば良かった・・・と後悔。ところでサルシフィって、アニメっぽくないですか?ルフィー(ONE PIECE)とかカルシファー(ハウルの動く城)とか。


Alsace 1er Cru Engelgarten Marcel Deiss 2005
マルセル・ダイスのアルザス、プルミエ・クリュ。エンゲルガルテンは「天使の庭」という意味。平均樹齢40年のリースリングが50%、その他ピノ・グリ、ピノ・ブーロ、ミュスカ、ピノ・ノワール。ゴールドがかった色合いとペトロール(灯油)香が寒い冬の夜にぴったり。芯の強さや温かさを感じる味わい。こういうリースリング、好きです。


ソムリエールさんが、たくさんグラスを出して下さいました。美しい風景。


Marsannay Clos du Roy Vieilles Vignes 2007 Dominique Laurent
赤の一本めは、ブルゴーニュのピノ。フランボワーズやラズベリー。ぎゅっと詰まった感じの果実味と、ほどよい渋味が心地いい。すでにほろ酔いだから!?


エゾ鹿とフォアグラのパイ包み焼き。
パイの中はエゾ鹿ちゃんのお肉がぎっしり。うまみと肉汁がじゅわっと・・・


国産牛ホホ肉の赤ワイン煮込み。
ナイフを使わなくてもほろほろくずれるくらいやわらかでした~


Chateau Branaire-Ducru 2004 Saint-Julien
サン・ジュリアン村の赤♡ ブラネール・デュクリュはメドック格付け4級シャトー。フレッシュな果実味、サン・ジュリアンにしてはボディーがしっかりめの印象。


Clos du Marquis 1994 Saint-Julien
メドック格付け2級シャトー、レオヴィル・ラス・カーズのセカンドワイン。深い色合いと、グラスを伝うとろ~りとしたレッグス。甘く柔らか。


Cordero Montezemolo Barolo Monfalletto 2000
ブルゴーニュのピノ、ボルドーのサン・ジュリアン、それから熟成したワインが好き・・・ということで、バローロ。好きなものをそろえてもらうとお高くついちゃう面倒な人かも。すでにだいぶ気持ちよく酔って、グラスが空かなくなっていたので、お隣さんのをちょっといただき。大地の味、だったかな~お料理もワインもおいしくてしあわせでした~


しばし、休憩中の一コマ。気の置けない仲間ばかりだったからか、主賓のくせにとっても眠くなってました。一回寝て、また起きて飲みたい・・・zzz


フランス産チーズの盛り合わせ。


アールグレイ風味のクレームブリュレ。


そして・・・バースデープレート!おいしいの全部盛り!!
誰かを喜ばせるのは大好きなのに、自分が喜ばせてもらうのに慣れてないのよね~


JUS de RAISIN GAZEIFIE Vendanges Mannelles 2010 Paul Giraud
コニャックの原料となるユニ・ブラン種のぶどうをそのまま絞って造ったという、無添加、ノン・アルコール、ポール・ジローの贅沢なスパークリングジュース。「もやしもん」6巻の最後に出てくるやつ!もやしもん好きってとこまで・・・うれしい。


モンブスケのシェフ&ソムリエール、幹事ちゃんをはじめ、みなさん本当に素敵な時間をありがとうございました。みんな酔っぱらってる光景がまたしあわせだったなぁ・・・


お店を出るその時に日付が変わって、お誕生日。みんなにぎゅっとしてもらいました。

お開き、と思いきや、「Buriなう。」のツイートでおなじみ!?のBuri(http://r.tabelog.com/tokyo/A1303/A130302/13019376/へ。


Buri常連の大人男子の計らいで、チョコがけメロンパンにキャンドル!お店じゅうの人にお祝いしてもらっちゃいました。ありがとう~

佑ちゃん並みに「持ってる」と思った一夜でした。歳を取るのも悪くないね!



2011年1月8日土曜日

美容部からの誕生日プレゼント

美容部メンバーからお誕生日にもらった、カードとプレゼント。



Eleni'sのデコレーションクッキーは、NYのCHELSEA MARKETで買ってくれてたみたい。いつの間に?迷って自分では買わなかったので、うれしいサプライズ。

イタリアのエミリア・ロマーニャ州の赤の微発泡性ワイン、ランブルスコはもうすぐママになるメンバーから。ワインが飲めなくなるって、しあわせなできごとでもあるんだな~Amabileはワイン用語では半甘口、音楽用語では「愛らしく、上品に」という意味・・・

スイートで、愛され体質の大人の女性になりたいね~
美容部のみんなありがとう!



2011年1月6日木曜日

神宮前 EMILIA お誕生日ランチ

神宮前のEMILIA(http://r.tabelog.com/tokyo/A1306/A130601/13099554/)で、1月6日生まれの同僚と9日生まれの私、同い年の二人の部恒例お誕生日ランチ。

全員そろってオーダーしたのはパンと食後のドリンク付きの「本日のパスタ」のランチセット。鶏とパプリカのアラビアータのタリアテッレ。手打ちパスタがおいしいお店です。


ローズマリー風味のフォカッチャとパン。
すぐ顔が赤くなってしまうので、ランチワインは無理。お水でがまん・・・


お口直しのハーブのソルベ。
ローズマリーとタイムが入っているそうです。これけっこう好き♡


恒例のバースデープレート。お誕生日の二人に似合う!?しっとり大人の雰囲気です。


ティラミスとピスタチオ&オレンジピールのアイス。ごちそうさまでした!


実はうちの部は今週が一年で一番といっていいほど忙しいんです。
そんな中、ランチをセットアップして&貴重な時間を割いてくれてありがとう。

今年もいい年になりますように。そして、みんな楽しく、いい仕事ができますように。