2009年11月30日月曜日

美容部 薬膳火鍋の会

コラーゲンとカプサイシンたっぷり!?の薬膳火鍋。ぐるなびで見つけた、新宿東口の蒙古苑にて(http://r.gnavi.co.jp/b842800/)。

オーダーしたのは、「白湯紅油鍋」。半分が唐辛子がぷかぷか浮いている辛いスープ、半分が白湯スープになっていて、具はいろいろ選べて追加もできる。写真は二人前のお鍋。翌日にかけて、かなりのデトックス効果がありました!



これは、「カニの香味炒め」。想像以上の唐辛子の量にちょっとびっくり。




集まったのは、一緒に働いている女子5人。仕事の内容は全く関係ないのですが、自称「美容部」(笑)です。ネイルや、エクステや、新作のマスカラや、怪しげなサプリメントの話など、いつもガールズトークしているメンバー。

初めてのオフ会、盛り上がりました~結局みんな最終電車で帰宅。
美容部で韓国出張(ただの旅行だけど)とか、本気で楽しそう!

おいしくて、内装もなかなか良かったこのお店、なんと歌舞伎町のど真ん中でした。オフィスからのアクセスは良いけど、女子会にはふさわしくなかったかな?





2009年11月28日土曜日

ADV2 チリ、アルゼンチン、南アフリカの回

北イタリア、スペイン・ポルトガル、アメリカ、オーストラリア・ニュージーランドの回の分をスキップして、南米・アフリカ大陸の回へ。実は、アルゼンチンと南アフリカは数年前に旅行して、ワイナリー見学をしたこともあり(団体旅行で連れて行かれるままに、ですが・・・)、ちょっと楽しみにしていた授業です。






チリのカルメネール(赤)、アルゼンチンのトロンテス(白)とマルベック(赤)、南アのスティーン(白)ピノタージュ(赤)といった、各国の象徴品種とか独自品種のワインをテイスティングしました。


左から・・・
#1 アルゼンチン、品種:トロンテス100%、生産者:ドミニオ・デル・プラタ、キュヴェ:クリオス・トロンテス、2008年、2,457円
#2 南ア・ステレンボッシュ、品種:シュナン・ブラン(=スティーン)100%、生産者:ド・トラフォード・ワインズ、2008年、2,490円
#3 チリ、品種:カルメネール85%/カベルネ・ソーヴィニヨン15%、生産者・ミゲル・トーレス、キュヴェ:サンタ・ディグナ・レゼルヴ、2008年、2,100円
#4 南ア・ステレンボッシュ、品種:ピノタージュ100%、生産者:シモンシッヒ・エステート、2004年、2,415円
#5 アルゼンチン・メンドーサ、品種:マルベック100%、生産者:カテナ、2006年、2,982円
#6 チリ、品種:カベルネ・ソーヴィニヨン100%、生産者:ロス・パスコス、キュヴェ:ル・ディス・ド・ロス・バスコス、2004年、5,250円


一番好きだったのは、やっぱり#4のピノタージュ。ピノ・ノワールとサンソー(南アの品種)の交配品種で、「絵の具のような匂い」がする、という説明でしたが、このワインにはそんなクセはなく、ピノ・ノワールっぽいラズベリーを齧ったときの酸味・果実味があって、タンニンがきめこまかい。


マルベックも結構好き。「メルローに似ているけど、単調でそっけなく、ふくよかさがなく、フラットな印象」と言われていたけど、シンプルですいすい飲める。


アルゼンチンには、2005年にかけての年末年始に1か月ほど滞在しました。ブエノス・アイレスでタンゴを見て、イグアスの滝を見て、ペリト・モレノ氷河を見にパタゴニア地方へも。人間より牛の数のほうが多い国だそうで、牛肉が本当においしい!深夜にステーキと赤ワインでディナーをするのが普通だったり、クラブが開店するのが夜中の2時だったり・・・みんな、いつ寝て、いつ働いているのか不思議なパワフルな国。マルベックを飲むと、このステーキがもう一度食べたくなる。







南アに行ったのは、その前年の2004年。一番の目的は、ゲーム・リザーブ。いわゆる、サファリです。数日間ゲーム・リザーブの中のホテルに泊まって、ライオンが狩りをする早朝と、夜行性の動物が動き出す夕方から夜にかけてジープに乗ってアフリカの大地を駆けました。一番の思い出は、夜空にくっきり浮かび上がる天の川・・・あたりが真っ暗なので「星が降ってくる」感じ。
ワールドカップも開催されるし、興味のある方はぜひ行ってみて(気をつけてね!)






南アでは、ケープタウンから比較的近いステレンボッシュというワイン生産の中心地も訪ねました。野性的なサファリから一転、ヨーロッパ的な風景が広がります。


Neethlingshof Estate(http://www.neethlingshof.co.za/)というワイナリー。








いくつかワイナリーを訪ねましたが、中でも気に行ったのが、Fairview(http://www.fairview.co.za/)というワイナリー。先生が「覚えなくてもいい」と言った(笑)、パールにあります。


「コート・デュ・ローヌ」をもじった「ゴーツ・トゥ・ローム」という名前のワインが有名で、ちゃんとヤギがいるんです~看板ヤギとして、健気に塔を上ったり下りたり・・・。カワイイ!ちなみに、ローム(roam)とは、うろうろ歩き回るという意味。





ステキだな~と思って何気なく撮った建物の写真。今回の授業で、これは南アフリカ独特の「ケープダッチ様式」で、独特のファサードが特徴的だと学びました。





Fairviewはチーズも作っているので、ワインとチーズを一緒にテイスティングできます。ワインラベルのデザインのグッズも豊富で、Tシャツをおみやげに買いました。



 


ワインを飲むと、昔訪ねた場所のことをなつかしく思い出したり、まだ行ったことのない場所に思いをはせたり・・・私にとってそれが大きな楽しみになっています。

また、旅に出たい!




2009年11月22日日曜日

Wine Bar & Restaurant Latino 蝦夷鹿

昨日は女の子だけで表参道のLatino(http://www.latino2007.com/)へ。
ここで、お店の様子が動画で見れます~
http://www.one-min.com/2009/10/091022_latino.html

前回おじゃましたとき、11月にエゾジカが食べられると聞いて、いちばん熟成しておいしい時期を教えてもらいました。

ワインスクールのテイスティングで、先生がいつも「合わせたい料理」をコメントされるのですが、聞いたことはあるけど食べたことがないものも多い。私にとっては「エゾジカのカルパッチョ」もそのなかの一つでした。

いつも、マッチ売りの少女が灯した火の中にごちそうの幻を見るみたいにして、「おいしそう」と想像していました・・・

携帯の電池が切れてしまって、写真はすべて撮ってもらいました。ありがとう。
まず、モエのロゼで乾杯~泡の上に、ピンクで幸せ・・・


水タコの炙り、レモン風味のオリーブソース。やわらかくて、ちょっと香ばしい。


奥から、本カツオのタタキ・タプナードソース、ウスバハギ・肝風味のカルパッチョ、真サバのマリネ。慣れ親しんだ四国・高知のカツオのタタキとは違う~


シェフが「渾身の一本」と出してきた、プイィ・フュイッセ。
干しブドウみたいな風味がして、ちょっとシェリーみたいでおもしろい。


フロマージュ・ド・テット、仔猪肉の煮こごり。 やさしい味。


自家製の猪のハムと生ハムの盛り合わせ。


フォアグラのソテー、バルサミコ風味。


野菜のグリル。


念願の、エゾジカのカルパッチョ。残念ながら写真がないのですが、エゾジカのローストもいただきました。

ちゃんと味を覚えておかなくちゃ、と思いつつ、このあたりでもうだいぶ酔いが回ってきていて、メモ書きがめちゃくちゃ。



シャトー・グラン・ペイ・レクール2000、サンテミリオン・グラン・クリュ
果実味たっぷりで、しっかりした印象、メルロー主体。


シャトー・サミオン2006、これもメルロー主体。
メルロー好きの相棒がいなくて残念。


みんなはフロマージュもいただいてました。
いつも、最後までたどりつけません・・・


このあいだ観た映画の「サイドウェイズ」で、「ワインは何を飲むかが重要なんじゃない、誰と飲むかが重要なんだ」というセリフがあったけど、おいしいワインなら、なおいい。それを実感しました。

「酔っぱらっちゃった~」って何回も言ってたみたいで、ちょっとはずかしい。
言わなくても、見ればわかるって・・・

シェフ、書いてること間違っていたら訂正おねがいします。

2009年11月15日日曜日

ADV2 イタリア南部の回

授業の復習ブログをずいぶんサボってました・・・

第4回の授業はイタリア中南部。「質より量」だった低迷の近代史やイタリアのワイン法、二大銘譲地の一つであるトスカーナ州における栽培品種や第1回の授業で試飲したサッシカイアなど「スーパー・タスカン」についてと、イタリア中南部のその他の州について学びました。

大学時代、「地球の歩き方」片手の貧乏旅行で、フィレンツェ名物のビフテッカ・フィオレンティーナを食べながら飲んだキャンティ・クラシコが本当に美味しかった。そのとき、マリアージュと千鳥足をはじめて経験したんじゃなかったかなぁ。いまや毎週のことですが・・・

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さて、この回はご覧のとおり最初っから赤。#1から3は全て2006年のキャンティ・クラシコです。

#1 産地:Toscana D.O.C.G.:Chianti Classico 品種:Sangiovese 100% 生産者:Fattoria Poggiopiano 収穫年:2006 価格:2,625円

(味わい・余韻)濃縮された果実味とそれによる甘み、アルコールのボリュームが高い。どろっとした感じ。フルボディ
(合わせたい料理)煮込み料理

サンジョベーゼ100%の海外市場をばっちり意識したモダンなスタイル・・・(やっぱり)18か月樽熟成させていますが、果実味中心になるよう新樽を少なめにして、樽香を意図的につけていない。


#2 産地:Toscana D.O.C.G.:Chianti Classico 品種:Sangiovese 90%、Canaiolo, Colorino 10% 生産者:Castello Monsanto 収穫年:2006 価格:3,465円

(香り)ボリュームは中程度。黒スグリやブルーベリー、白コショウ。樽香やや感じるが、それほど強調されてない。(味わい・余韻)スムーズな口当たり。中程度の酸味を感じる。渋み、果実味は強くない。バランスが良く、ややスパイシー感のあるタンニンとよく溶け合っている。余韻は7秒程度。ややトマトピューレのような野菜のニュアンスを感じる
(合わせたい料理)ローストチキン、ポークソテーやポワレなどやや軽めの肉料理。ミートソーススパゲティ

カナイオーロ種のブドウも混ぜて、スロベニア産の樽で15か月熟成させた、いわゆる伝統的なスタイル。キャンティ・クラシコらしいワイン。大学時代にフィレンツェで飲んだのもこのタイプだったとすると、なぜあんなにミーティーな牛肉のステーキにぴったり合ったのかしら?


#3 産地:Toscana D.O.C.G.:Chianti Classico 品種:Sangiovese 95%、Cabernet 5% 生産者:Agricola Querciabella 収穫年:2006 価格:4,095円

(香り)ややボリュームあり。黒コショウ、丁子などのスパイシー香。ブラックベリー、黒スグリ。樽香はやや強めで、バニラやロースト香がする
(味わい・余韻)酸味がやや強め。辛口。タンニンは中程度からやや豊富。とてもドライで引きしまったニュアンス。ミディアムからフルボディ。スパイシーな後味があり、余韻は8秒程度
(合わせたい料理)骨付き仔羊など、脂分の多い肉料理


#4 産地:Campania D.O.C.G.:Taurasi 品種:Aglianico 100% 生産者:Mastroberardino キュヴェ名:Radici 収穫年:2004 価格:5,250円

(外観)ガーネット、中心が黒ずんでいる。粘着性高め
(香り)黒い果実、黒コショウなどのスパイス。バニラのような樽香が強い
(味わい・余韻)カシスリキュールのような濃厚な果実美。アルコール度数が高いため甘みを感じる。タンニンも豊富だが果実味があるためざらざら感じない。樽風味が鼻に抜ける。フルボディ。余韻9秒程度。カシスリキュールやスパイスの後味
(合わせたい料理)牛肉や内臓の煮込み、オックステイルの赤ワイン煮など、強い料理

飲んでみたかったタウラージ。この日飲んだ中では一番かな。どっしりどっかーんとした感じ。モダンスタイルのワインのようには甘ったるくない。往年の千代の富士の肩のあたりを思い出す・・・


#5 産地:Sicilia L.G.T.:Sicilia 品種:Nero d'Avola 100% 生産者:Terre di Ginestra 収穫年:2006 価格:2,095円

(香り)強め。濃縮した果実のリキュール、カシスなど。黒コショウのようなスパイス香も。樽香が中心ではない
(味わい・余韻)甘苦く、リキュールの濃密さ。タンニンは豊富だがタウラージほど目が詰まっておらず、丸い。収れん性を感じない。グラマラス、アルコリック、フルーティー。ミディアムからフルボディ。余韻は5秒程度
(合わせたい料理)猪肉や鹿肉の赤ワイン煮込みなど、クセのある煮込み料理。蝦夷鹿や山鳩のロースト

シチリア島のワイン。ネロ・タヴォーラ種で作るとこんな感じでアルコリックで果実味が強くなるそう。


#6 産地:Toscana D.O.C.:Vinsanto del Chianti 品種:Trebbiano 55%、Malvasia 35%、Sangiovese 10% 生産者:Fattoria dei Bardi 収穫年:
2004

(外観)やや濃いめの琥珀色、粘着性が高い
(香り)キャラメル、ドライフルーツ、樽香が溶け込んでいる
(味わい・余韻)ドライフルーツの甘さとほどほどの酸味
(合わせたい料理)プディング、カステラ、カヌレ・ド・ボルドー、クレーム・ブリュレ

干しぶどうから造ったワイン。メープルシロップたっぷりのパンケーキとかとも合いそう。冬、暖炉の前で編み物をしているおばあちゃんのイメージ

イタリア、ワイン、というと、旅行の記憶以外では、ポンペイの遺跡を思い出します。宴会が半日以上も続くので、ベッドに寝そべって飲み食いして、おなかがいっぱいになったら手を口に突っ込んで吐く。それで、掃除がしやすいよう、部屋の奥の方の床を高めに作ってあったとか。中世頃のフィレンツェでも、一人あたり年間230ℓものワインを飲んでいたんだって。フランスと比べて、何か豪快ですね。お国柄かな。





2009年11月14日土曜日

いま、流行りの・・・

新型インフルエンザ感染か?と心配したのですが、ただのかぜでした!
熱が続いたので、検査のために病院に寄ってから会社に遅れて行くと、机の上にちょこんと置いてあったのが、これ。



最近、オフィス内の自動販売機の商品の入れ替えがあって、なぜか投入されたリポD。部下の心づかいに癒されました。字が美しい男性って、素敵です。



2009年11月8日日曜日

押上 遠藤利三郎商店

通っているワインスクールの人気講師、遠藤先生がプロデュースした、という、遠藤利三郎商店(http://r.gnavi.co.jp/e573900/)に行ってきました。ずっと取っているのは別の先生の授業なのですが、会社の同僚とマイケル・ジャクソンの「THIS IS IT」を観に行くため(すごい良かった、おすすめ!)、今週は遠藤先生の授業に振り替えたこともあって、何となく遠藤先生ウィークになりました。







ワインのボトルに囲まれたテーブル席に陣取って、元「銀座レカン」の五味丈美シニア・ソムリエにサービスしていただきました。ひよっこのコメントにもにこやかにほほ笑んで応対して下さって、本当に素敵でした。店長の林洋介さんもシニア・ソムリエ。本当に贅沢なお店です。
http://allabout.co.jp/gourmet/wine/closeup/CU20090703A/index2.htm




まず、本日のワインをデキャンタで。ロワール地方、トゥーレーヌ地区のソーヴィニヨン・ブラン、Epidote 2006年。外観は淡いゴールド。少しスモーキーな香り、はちみつや桃のコンポートのような香りと味わい。これまで、ロワールのソーヴィニヨン・ブランと言えば、きりっとした辛口のサンセールを飲む機会が多かったので、意外。


つづいて、乾杯はやっぱり泡でしょう、でもちょっとずつグレードを上げていきたい、ということで、Cavaを。青りんごのほのかな香り、泡はクリーミーできめ細やか。Cavaはやっぱりコスパが良い。








席まで持って回ってきてくれた、子羊モモ肉の1本ローストをオーダーしました。看板メニューなのかな?ビネガーのきいたサラダと一緒にいただきました。





白ワインは、シャルドネの飲み比べ。アルゼンチンのメンドーサ地方、ドーニャ・パウラ、2007年は、グレープフルーツのような果実味と、白いわたの部分の苦味があって、舌の上にぴたっと残る感じのしっかりとした味わい。もう一本は、山梨県勝沼、ダイアモンド酒造のシャンテY・A Ch。澱引きも濾過もしていないそうで、白濁した外観が特徴。一番に海風の香り!と思ったら、みんなはミネラルが豊富だね~とコメント。ミネラル香はいつもよくわかりません。時間がたつとバニラのような甘い香りに変化して、しゅっとしたカッコいい印象のワインでした。





こちらは、オードブルの盛り合わせ。お魚のマリネが絶品、とのことでしたが2切れしかなかったのでまた次回。スープのジュレが白ワインとけっこう合う。いろいろ載っていてたのしい一皿。





煮込み料理は、ココットで出てきます。




赤ワインは、メルローとピノ・ノワールの飲み比べ、だったのかな?シャトー・レ・グラヴィエール・サンテミリオン・グラン・クリュはメルロー主体、シャトー・ド・ショレイのボーヌ・レ・トゥーロン・プルミエ・クリュ、2009年はピノ・ノワール。テイスティングコメントのメモがちょっとあやしくて公表できませんが、押上という立地ならでは、ソムリエおすすめの納得できるワインをしっかりたっぷり飲めました。




いろいろなチーズたち。今回は、なぜか途中でお料理を食べるのを止めてしまったようなので(その分、酔いが回った?)次はしっかり最後まで楽しめるようにしたいな。でも押上は遠いです。








2009年11月7日土曜日

まいこちゃん、さようなら


とうとう捨てられる事になりました。
お腹のブロック片を出してもらうと、すごく身軽になりました。
名残惜しいけど、さようなら。  

にわとり



小学生のころ、夏休みの自由研究で作った、にわとりのかたちのドアストッパー。
わざわざお別れのメールをくれるなんて・・・涙。